2022年 iPod レビュー おすすめイヤホンの紹介です。
2022年も引き続きベストセラーである良品イヤホンや新製品を紹介していきたいと思います。
2022年版 おすすめイヤホン比較注意)
通常のイヤホンは、3.5mm径のイヤホンジャック端子が主流です。通常のイヤホンを直接使う場合は、iPhone 6以前のものしか使えません。
現在のiPhoneにはイヤホンジャックがないので、イヤホンをiPhoneで使いたい場合は、下記のようなアダプターをおすすめします。
Lightning 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ 3.5mmジャック イヤホン変換ケーブル
Apple Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ最新のiPhone13 などは、純正イヤホンが付属することもなくなりました。さらに、USB-Cになっているので、Lightningコネクタも使えなくなっています。
そのため、Bluetoothなどの無線イヤホンもおすすめします。
音楽の楽しみ方もいろいろと変わってきているので、ご自分が気に入った方法でご使用ください。
なお、私は昔のイヤホンを使いたいので変換コネクタを使っています。
今回、紹介するものはかなり昔に発売されたイヤホンも多いですが、イヤホンは最新のもの、高いものが必ず良いとは限りません。
いろいろ試して自分のお気に入りの一品を探すのも楽しいと思います。
① 初級編 (3000円前後)iPod, iPhone などで圧縮音源(MP3)を使っているなら、このレベルでも十分なパフォーマンスを魅せるイヤホンが多数あります。
気楽に持ち歩けるので、用途に応じていろいろ使い分けるのも楽しいです。
Panasonic ステレオインサイドホン RP-HJE150超低価格カナル機のベストセラー。
カナル型とは イヤホンの構造を外耳道(ear canal) に合わせることで外部の音をシャットアウトして音質を向上(雑音を低減)するタイプのイヤホンのことです。
この
RP-HJE150 はかなり昔から販売されているイヤホンですが、1000円以下(実売価格700円前後) でとにかく安いです。
この値段で、3つのイヤーピースを付属しており、コストパフォーマンスは抜群です。
色も9色あり、低価格路線では一番のおすすめ。
【2020最新進化版】イヤホン 有線 イヤホン 高音質 ヘッドホン ステレオイヤホン Hi-Fi 重低音 リモコン イヤフォン マイク/リモコン付き アイフォン 高音質 通話可能 音量調整 騒音低減 3.5mm ジャック 多機種対応
Creative インナーイヤー型イヤホン EP-630この製品の音質も価格以上です。
低価格路線では、
RP-HJE150 と双璧を成すでしょう。
JVCケンウッド ビクター インナーイヤー ヘッドホン HA-FX3Xラバープロテクターを採用しており、とても頑丈で有名なイヤホンです。
音も低音重視でこの価格帯では十分でしょう。
イヤホンがよく断線して困るという方は、使ってみる価値があります。
② 中級編 (~10000円)初級編レベルのイヤホンでは物足りない人におすすめです。
音質、外観など全体的なレベルが上がってきます。
SHURE SE112③ 上級編 (10000円以上) を賑わしている
SHURE のイヤホンです。
SHUREの上位機種とは異なるダイナミック型になりますが、素直に音が聴けとてもバランスが良いです。
SHUREのイヤホン入門編ですが、人気が高いです。
さらに高遮音性イヤパッドを採用しており、ノイズキャンセリング機能なしでも遮音性が高いイヤホンです。
最近の時代の流れで、 SE112 でも ワイヤレス(Bluetooth) のものが出ています。
今は、こちらのほうがお勧めです。
SONY EX650ソニー製品は中・高音がしっかり聴けるものが多いです。
初代EX70から80,90を経て、EX650になりました。
型番から見ても、(桁が変わっており)大幅な技術革新が導入されていることが分かります。
密閉型のカナル型イヤホンですが、装着感も音も良いので通常使用に最適です。
再生周波数帯域 5-28000Hz まであり、真鍮製の音導管で見た目も高級感があります。
音はクリアです。
SONY ノイズキャンセリング+ワイヤレスヘッドホン MDR-EX31BNイヤホンジャックがない製品には、 MDR-EX31BN のようなワイヤレスのBluetooth機能搭載イヤホンが必要です。
ちょっと古いですが、代替品は今のところないです。
ノイズキャンセリングヘッドホン は、バッテリーが必要なのでコントロール部が若干重くなります。
SONYのMDR-EX31BNは比較的新しいので、今までのノイズキャンセルにあった不具合は解消され満足できます。
バッテリーも長く持つし、ノイズキャンセリング+ワイヤレスでは最も安定している良品イヤホンです。
AKG N20 イヤホン カナル型 ブラック N20BLKAKGは1947年設立のメーカーで Akustische und Kino-Geräte Gesellschaft m.b.H ドイツ語で 「アーカーゲー」 と読みます。
日本ではハーマン・インターナショナルが扱っています。
AKG N20は、ハイレゾ対応型のカナルイヤホンです。
低音も高音もバランスよくでており、コストパフォーマンスは高いです。
audio-technica ATH-LS70 2017年にインナーイヤー型ヘッドホンで VGP (Visual GP) の金賞を受賞したイヤホンです。
着脱式のコードを採用しているので、リケーブルするともっと音質がよくなります。
さらに耳掛け型なので、装着感含め他のイヤホンとは一味変わった印象を受けると思います。
おすすめ。
③ 上級編 (10000円以上)iPod、iPhone のイヤホン用途で使う場合、このレベルのものを持っておけば必要以上の欲求を満たせるでしょう。
このレベルになるとイヤホンの高級感がかなり増します。
最近ではこの価格帯でもハイレゾ対応されているイヤホンも多くなってきました。
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-N3BP現状、SONYのインナーイヤーイヤホンXBAシリーズの最新イヤホン。
XBA-N3BP も、BAユニットと小型の9mmダイナミックドライバーユニットを組み合わせるハイブリッド方式を採用しています。
イヤホンにおけるハイブリッド方式とはハイブリッドという言葉は今では当たり前のように使いますが、一般的にこの言葉が有名になるきっかけとなったのはトヨタ車のプリウス発売だと思います。
簡単に言うと2つ以上の異なるものを組み合わせたという意味です。
最近では、いい意味で性能を向上させる目的で(積極的に)使うことが多いです。
イヤホンの場合は、BAユニットは繊細な高音域に強く、ダイナミックドライバーユニットは中低音域に強いという特徴があります。
このように異なるユニットを組み合わせた製品をハイブリッド方式と呼びます。
高精細かつ、全帯域でナチュラルな音が実現可能です。
バランス調整は、各メーカーの特色がでるので聴き比べると面白いです。
なお、BAユニットは各帯域に専用ドライバーが1基ずつ必要になるのでどうしても高価になってしまうのですが、XBA-N3BP に入っているBAユニットは高音域が1基、フルレンジが1基です。
フルレンジのBAを入れたことで、全体のバランスと音質の向上が上手くかみ合ったイヤホンになっています。
特徴としては、小型の高感度のドライバーユニットを使っているのでイヤホン形状がスマートになりました。
また、絡みにくくなったセレーションコードを前回から引き続いて採用しています。
こういうところは、後発の強みで確実に進化しています。
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-40SONYストアでは販売終了していましたが、私は今でも使っているイヤホン(初代)ですので記事として残しておきます。
SONY のBA型イヤホン(2世代目)
新開発のからみにくいセレーションコード(コード表面に細かい溝があり、摩擦が低減しています)を採用しています。
iPodに対応したリモコン付き(型番:XBA-40IP)と通常盤(型番:XBA-40)があります。
リモコンは、音量調整、再生、一時停止、曲の頭出しなどができ、iPhoneのハンズフリー通話も対応しています。
特筆すべきなのは、新開発のクワッド・バランスド・アーマチュア・ドライバーユニット。
BAドライバーユニットが4基も搭載されています。ちょっとイヤホンサイズは大きめですが、BA型らしいクリアな高音と低音が良く出ておりバランスもいいです。
ソニー独自の音バランスが聴けますので、SHURE や 10 PRO、ATH-CK100PRO などと比べてみるのも面白いと思います。
XBAシリーズ初代の 「ソニーイヤホン XBA-4SL(XBA-4IP) 購入レビュー」 はこちらを参照願います。SHURE 高遮音性、BA型イヤホンシリーズSHUREの本社は米国でマイク技術には世界的に定評がありますが、高遮音性イヤホンでも有名です。
このイヤホンシリーズはノイズキャンセリングを使わず、形状を工夫することで90%以上の雑音を遮蔽するものです。
BA(バランスドアーマーチュア)型になると1万円以上になってきます。
SHUREのイヤホンも型番号が上がるほど上位となります。
SE315 はブラックとクリアの2色展開です。
バランスド・アーマチュア・ドライバは1基ですが、ダイナミック型と比べ音がすっきりしていることが分かると思います。
SE425 は、バランスド・アーマチュア・ドライバを2基搭載しています。
上位機種SE535と同日発売で、デザイン、着脱式ケーブルの搭載など機能的なところはSE535と同等です。
SE425はメタリックシルバー、クリアーの2色展開です。
SHURE SE535 は2010年8月に発売されました。
最新の最上位機種SE846は下にあるフラグシップ編を参照ください。
SE535はメタリックブロンズ、クリアーの2色展開です。
こちらは、バランスド・アーマチュア・ドライバを3基搭載しています。
音質の向上だけでなく、ドライバユニットとケーブルが着脱でき簡単に交換できるというのも新しい改良点です。

SHURE ワイヤレスイヤホン BT1シリーズ SE535 Bluetooth カナル型 高遮音性 ワイヤレスケーブル/リモコン・マイク付きケーブル付属 メタリックブロンズ SE535-V+BT1-A 【国内正規品】
こちらはSE535のクリアモデルです。
機能的には全く同じです。
クリアモデルは最新のSHUREシリーズには全て展開されていますが、おしゃれで個人的には好きなモデルです。
大きく書かれた型番もデザインの一つ。

【国内正規品】 SHURE 高遮音性イヤホン クリアー SE535-CL-J
SHURE イヤホン SEシリーズ SE535 Special Edition カナル型 高遮音性 レッド SE535LTD-ASE535ですが、スペシャルエディションカラー の赤色ボディが目を惹きます。

SHURE イヤホン SEシリーズ SE535 Special Edition カナル型 高遮音性 レッド SE535LTD-A 【国内正規品】
Ultimate Ears UE900sUltimate Earsのイヤホンです。
デザインも一新され、イヤーチップは8セット同梱、着脱式組ケーブルなど、洗礼された形状が特徴です。
BAは4基(低音2基、中音1基、高音1基)搭載されており、UE900からBAドライバーの配置が改善されています。
audio-technica IM Series カナル型モニターイヤホン クアッド・バランスド・アーマチュア型 ATH-IM04オーディオテクニカの100proの後継にあたるハイエンド製品。
UE900と同じくバランスドアーマチュア型のドライバユニットを4基 (低音2基、中音1基、高音1基) 搭載しています。
また、イヤピースが特徴的で、人の体温で素材が柔らかくなり耳の内側に密着するという 「コンプライ・フォームイヤピース」 を採用しています。
④ フラグシップ編 (10万円前後~)圧縮音源ではなくWAV形式、もしくはハイレゾ音源で聴いてもらいたいイヤホン群です。
現在の iPhone/iPod Touch では24bit 音源に対応しているのでハイレゾを聴くことも可能ですが、容量も1曲で 100MB 近くなってしまうので使用時は容量に注意が必要です。
AKG 密閉型カナルヘッドフォン K3003AKG の3ウェイ方式のカナル型イヤホン。
中級編にある AKG K374 はエントリーモデルになります。
ステンレス削り出しの本体はスマートで高級感があり、満足度が段違いです。
イヤーチップは3種類しかなく遮音性はあまり高くないので、他メーカーのもので試してみるのも手です。
なお、高級感のあるレザー調素材を使用したキャリング・ケースはさすがの質感です。
バランスド・アーマチュア型を高域と中域用、ダイナミック型を低域用に使用した方式です。
音は全域にわたり素晴らしいバランスと再現性があります。
SHURE ワイヤレスイヤホン BT1シリーズ SE846 Bluetooth カナル型 高遮音性イヤホンSHUREの現状で最高峰の製品。
ついに、4基のBA型マイクロドライバーを搭載しており、ワイヤレスの最新版です。
変わった特徴としてノズルインサートを変える音の調整機能があります。
これは交換式ノズルを変更することでレスポンスを変える機能です。
例えば、白色のインサートを入れると高音が伸びます。
白色のインサートは (+2.5dB) ブライトと言い、黒色のインサートは (-2.5dB) ウォームと言います。
自分は、ハードロック系を聴くことが多いので、ウォームがお気に入りです。
また、イヤーパッドのみで37dBの騒音をカットします。
これは、SHUREのイヤホンの上位機種(SE425以上)になると付属しているもので、かなりの遮音性があります。
40dBが静かな図書館の音といいますが、想像以上に雑音はカットできます。
SE535の音をさらに繊細にし正常進化したSHURE最高峰イヤホンです。iPod以外でも、純粋に音楽を楽しみたい人におすすめします。

SHURE ワイヤレスイヤホン BT1シリーズ SE846 Bluetooth カナル型 高遮音性イヤホン ワイヤレスケーブル/リモコン・マイク付きケーブル付属 ブロンズ SE846-BNZ+BT1-A 【国内正規品】
イヤホンの世界も上を望めば本当にキリがありませんね。
iPodレビュー おすすめiPodスピーカー比較おすすめイヤホン・ヘッドホン(Amazon.co.jp)
テーマ:もっとイイ暮らし - ジャンル:ライフ
- 2022/09/02(金) 08:39:00|
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iPodシリーズをスポーツ用イヤホンとして使うため、BOSE SIE2i イヤホンを購入してみました。
これが、意外と使えるのでレビューしたいと思います。
BOSE SIE2i イヤホン購入レビュー
BOSEのSIE2i と言えば、BOSE初のスポーツイヤホンです。
基本的にこのイヤホンは、既存の 「IE2 Audio headphones」 と同じものなので、装着感が気になるところです。
ステイヒアの装着感一番特徴的なのがウイング型シリコン製イヤーチップ 「StayHear(ステイヒア)」
カナル型に慣れていると、この装着感には違和感あります。
このイヤホンはインナーイヤー型に分類されていますが、耳かけ型でもあります。
「インナーイヤー + 耳かけ型」 = 「StayHear(ステイヒア)」イヤホンが奥まで入った感覚がないので、遮音性は少なく密着感も少ないので、ちょっと頼りない感じがあり、イ上手く耳に入らないと、聴こえてくる音もかなり変わってきます。
かけ方が難しいですが、耳から取れないのは確かです。
音質BOSEにしてはバランスがよく、特に低音が強調されるわけでもなくすっきりした印象があります。
BOSEらしさはなくなっていますが、負荷がかからない自然な音で良いのではないでしょうか。
スポーツでハードに動いてもイヤホンが耳から外れないので、この点は評価が高いです。音に驚きはありませんが、このなかなか外れないイヤホンというのは実用的です。
気に入りました。
説明書に日本語がなかったり、入力端子(イヤホンジャック)が金メッキではなくニッケルメッキに変わったりしているところはマイナスです。
ちなみに、BOSEのイヤホンは2012年9月から金メッキからニッケルメッキに替えたそうです。
金メッキとニッケルメッキ(※銀メッキではありません)は音に差があるといいますが、スポーツ用途で使う場合は気にするレベルではないでしょう。
付属のケースSiE2には、BOSEらしい豪華なケースとかもありません。
Reebok の 防滴ケース(フィットネスアームバンド)が付属してあるだけです。
最初はこの薄いぺらぺらケースをどうやって使おうか悩みましたが、使ってみるとこれが意外に使えます。
以前購入した第7世代 iPod nano がグリーンだったので、SiE2もグリーンにしてみたのですが…
第7世代 iPod nano と非常にマッチしました。
なんか嬉しくなりました。
このイヤホンはオレンジもありますので、お使いのiPodと色を合わせてみるのもいいかもしれません。


ケースサイズも 第7世代 iPod nano とフィットしています。
ちなみに、iPhone、iPod Touch はこのケースに入れるのに苦労します。
iPod nano用として使うのがBESTだと思います。
第7世代 iPod nano は機能的に微妙だったのでどう使おうか悩んでいましたが、今はスポーツ専用iPodとして、ずっとこのケースにいれっぱなしになっています。
イヤホンも写真のようにして畳んで収納できるので、取り出しも簡単です。

イヤホンむき出しで大丈夫かなと思っていたのですが、このイヤホンはスポーツ仕様で頑丈にできているので意外と大丈夫でした。
付属品(他に延長ケーブルやリモコンも付属しています)もいろいろと痒いところに手が届くようになっており不満点が少ないです。
BOSE SiE2 はスポーツイヤホンとして秀逸です。いままで、いろいろと安いスポーツイヤホンを買ってきてどれもいまいちでしたが、どうやらこのイヤホンでスポーツイヤホンスパイラルは落ち着きそうです。
おすすめ。

ボーズ SIE2 スポーツヘッドホン
- 2013/04/29(月) 08:57:15|
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iPodに使うイヤホン・ヘッドホンについて、種類を分類してまとめました。
(更新履歴)
2012.07.15 イヤホン・ヘッドホンの分類内容やリンク先について修正しました
NEW!2007.07.01 記事アップ
イヤホン・ヘッドホンの違いと分類 正確には全てヘッドホンという分類にするのが正しいですが、それだけにしてしまうと混乱してしまうので私はあえて、ヘッドホンを大きく2つに分類しています。
イヤホン 耳に入れるもしくは耳にかけて使うもの。
ヘッドホン 頭にかけて使うもの(オーバーヘッドタイプ)。
さらに、イヤホンは形状で3つ、ヘッドホンは機能で2つに分類して、下記にまとめてみましたので参考にどうぞ。
1. イヤホンイヤホンは形状で下記の3つに分類します。
「カナル型」
「インナーイヤー型」
「耳かけ型」耳かけ型は今では少数派になってしまいましたが、結構重要な位置を占める個性派イヤホンだと思っています。
詳細は上記のリンク先を参考に願います。
写真はインナーイヤー型(左)とカナル型(右)の形状比較です。
カナル型の方が遮音性が高いので、音質は良くなります。

なお、イヤホンは機能でいえば、バランスド・アーマチュア(BA)型とダイナミック型に分類できます。
もちろん、イヤホンには他の型もありますが、主流はこの2つだけで分類していいと思います。
ダイナミック型は、一般に多く普及しているもので、低音が得意です。
BA型は、低域、中域、高域ごとに専用のドライバーを搭載し、一基ごとに専用ドライバーが必要なので比較的高価になります。
ただし、音の再現性がきわめて高いです。
そのため、最も高音質なイヤホンとしてよく比較されるのは、カナル形状をしているBA型イヤホンです。
なお、
「カナル型イヤホンのおすすめ ~ イヤホンのエージングとは?」 でも説明しましたが、イヤホンのエージングの効果というのは確かに存在します。
ただし、それほど気にする必要はないと考えます。
最初から大音量で聴くなど無理な聴き方をしない限り、通常使用でも自然とエージングされていくので、音楽を楽しみながらじっくり慣らしていきましょう。
音質は、音を聴く時の自分の体調や周辺環境の影響も大きいので、それには気を付けています。
イヤホンの種類もたくさんありますので、 「イヤホンのおすすめ製品」 については、下記リンクを参照願います。
iPodレビュー おすすめイヤホン比較2. ヘッドホンヘッドホンは機能で下記の2つに分類します。
「ダイナミック型」
「ノイズキャンセリング型」ヘッドホンも形状でいうと開放型(オープンエアー)、密閉型(クローズド)、耳のせ型などいろいろ分類がありますが種類も豊富にありますので、あえて機能だけで分類をしています。
詳細は上記のリンク先を参考に願います。
周辺環境を気にする必要がなければ、開放型(オープンエアー)のヘッドホンをおすすめします。
ゼンハイザーやAKGに代表され、音質は一番いいものが多くそろっています。
なお、私がヘッドホンの中でも一番気に入っているのが、ノイズキャンセリング型の
BOSE QuietComfort3 です。
ノイズキャンセリングは周辺環境に左右されにくいので使うことが多いです。
その効果を体験すると普通のヘッドホンでは満足出来なくなることは間違いないでしょう。
「BOSE QuietComfort 3(ボーズ クワイアットコンフォート3)購入レビュー」はこちら最近はiPod対応の BOSE QuietComfort 3(ボーズ クワイアットコンフォート3) も出ているので、そちらをおすすめします。

QuietComfort3
イヤホン・ヘッドホンの種類もたくさんあり、自分にあった製品を探すのは大変ですが、購入する時は妥協せずに検討しましょう。必ず気に入る製品が見つかると思います。
自分の場合、イヤホンはBAのカナル型、ヘッドホンはノイズキャンセリング型で、お気に入りメーカーはSHURE、BOSE、SONY、オーディオテクニカなどです。
下記は自分も良く使っている各種ストアのイヤホン・ヘッドホンへのリンクです。
参考にどうぞ。
BOSEショップオンライン
Amazon.co.jp (イヤホン・ヘッドホン)
楽天市場 (イヤホン・ヘッドホン)
テーマ:快適な生活のために - ジャンル:ライフ
- 2012/07/15(日) 05:53:43|
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日本産のバランスド・アーマチュア(以下BA)型でしかも4基のBAを積んだというイヤホンがソニーから出ています。
ソニーイヤホン XBA-4SL(XBA-4IP) 購入レビューソニーのイヤホンといえば、デザイン性が高く音質も良いことで定評があります。
iPod(iPhone)の爆発的な伸びのおかげで、最近ではどのメーカーもiPod対応を優先的にしてきます。
そんな中、ソニーも国産BAを4基も搭載した
XBA-4SL にiPodコントローラー(ステレオヘッドセット)をつけた
XBA-4IP を発売してきました。
XBA-4SLの発売は2011年12月10日。
XBA-4IPの発売は2012年02月10日でしたが、BAを4基も搭載した国産イヤホンに非常に興味がありましたので、今回 「XBA-4IP」 を購入してみました。
XBA-4SL イヤホンサイズイヤホンにしては結構大きいです。
このイヤホンシリーズはBAの搭載数が増えることで、段々サイズが大きくなりデザインも変ってきます。
カナル型(BA無)の
Ultimate Ears 200 高遮音性イヤフォン ブラック UE200BK と並べてみましたが、明らかに大きさが違います。

まあ、4基でも十分軽いので耳に入れればそんなに問題にはなりません。
XBAシリーズ イヤホン型番の差についてイヤホンの型番は機能により、下記のように変ります。
XBA-4SL (通常)
XBA-4IP (iPodコントロール付き)
イヤホン性能自体は同じもので、末尾の型番によって差はありません。また、このシリーズはBAの搭載数(1~4基)により数字が変っていきます。
BAが1基なら XBA-1SL、2基なら XBA-2SL、3基なら XBA-3SL、4基ならXBA-4SL です。
SLの代わりにIPがつくと、iPodコントロール(ステレオヘッドセット)付きになります。
ちなみに、XBA-1VP、XBA-2VPという型番のイヤホンもありますが、これはスマートフォンでのハンズフリー通話用のコントローラーが付属しているものです。
イヤーピース2種類のイヤーピース(ハイブリッド、ノイズアイソレーション)が付属しています。
サイズもSS,S,M,L の4サイズ(ノイズアイソレーションは3種類)があり、色分けされています。
ノイズアイソレーションイヤーピースは低反発ウレタンフォームが入っているもので、遮音性が向上します。
ただし、使っていると結構すぐぼろぼろになってきます。
自分の場合、2か月くらいで使えなくなりました。
ハイブリッドイヤーピース(従来型)の方が長持ちするようです。

写真は、ハイブリッドイヤーピースのMを装着しています。
XBA-4IP iPodコントローラー(ステレオヘッドセット)イヤホンをかけると左側の耳の下にコントローラーがきます。
iPodコントローラー付きのイヤホンを使うのは初めてなので、ちょっと慣れるまでは違和感を感じました。
XBA-4SLの音質評価バランスド・アーマチュア(BA)ユニットは、
トゥイーター
フルレンジ
ウーファー
スーパーウーファー (XBA-4SLのみ)
の4基が積んであります。
スーパーウーファーがあるのは、XBA-4SLのみです。
BA型イヤホンの弱点と言われる高音部と低音部を4基のユニットで見事に補っています。
理論上は、BAユニットが多い方が音質が良くなりそうですが、一番大事なのは音のバランスです。
以下は、エージングもかけて
XBA-4SLを3か月以上聴いてみた感想 です。
高音はBAらしく、シャープで鮮明な音です。
やはり、解像度は見事です。
低音はイヤーピースの装着などでも変わるものですが、十分低音を感じられます。
視聴したときはBAは3基積んであるほうがバランスがいいかなと思いましたが、4基も慣れてきたら全く問題ありませんでした。
BA型らしく、細かい音が鮮明に聞こえすぎてごまかしがきかないです。基本、BAタイプの上級イヤホンは音楽の粗?が分かってしまいます。
このクラスになると元の音源もMP3ではもったいないので、WAV形式で聴くことをおすすめします。
まとめ
BAが4基も搭載してあるのに実売2万円程度で売っているのは驚きです。
その音質もBA型らしく繊細です。
BA搭載数も1基から4基のものがありますが、基本は3基以上のものを使用してみてください。
バランス重視ならXBA-3SLのほうが優れていると思います。
自分は低音好きなので、
XBA-4IP を購入しました。
ソニーイヤホン XBA-4SL(XBA-4IP)は見た目の高級感もあり、十分メインで使う事ができるおすすめiPodイヤホンです。先にも言いましたが、XBA-4SLにiPodコントローラーが付いているとXBA-4IPになります。
個人的には、こちらをおすすめします。
このiPodコントローラーの音量調節機能は重宝するでしょう。
SONY イヤホン XBA-4IP (Amazon.co.jp)
iPodレビュー おすすめイヤホン比較iPodレビュー おすすめiPodスピーカー比較
- 2012/07/07(土) 05:51:38|
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ダイナミック ヘッドホン というのは、ヘッドホンで最もポピュラーな型です。
おすすめ ダイナミック ヘッドホン 比較(更新履歴)
2012.06.23 おすすめヘッドホンの記事を密閉型と開放型に分けて比較しました
NEW!2007.06.24 記事アップ
ダイナミック型というのはヘッドホンの駆動方式のことです。
駆動方式には、他に圧電型、静電型というのがありますが少数派なのでここでは割愛します。
ダイナミック ヘッドホンの長所は、比較的安価で低音が出ることですが、音がこもりやすく、重いところが短所になります。
この音のこもりをすっきりさせて聴かせるのが、良いダイナミック型ヘッドホンの条件です。
さらに、ヘッドホンを大別すると2つのタイプに分けられます。
1. 密閉型ヘッドホン
2. オープン型ヘッドホン
密閉型とは、文字通り密閉されているタイプ。
オープン型というのは、発音部分の背面が開放されているものです。
オープン型のほうが高音がすっきりしますが、音漏れは多いです。
下記に、ヘッドホンを密閉型とオープン型に分けておすすめヘッドホンを比較したいと思います。
密閉型(クローズ型)ヘッドホンSennheiser クローズド型ダイナミックヘッドホンHD 25Sennheiser(ゼンハイザー)はドイツのメーカーでヘッドホンやマイクロホンの分野で有名です。
HD 25は、ゼンハイザー代表的なモデルです。
ベストセラーの密閉型ヘッドホンです。
硬めのパッドですが装着感も良く、力強い低音が魅力です。
ゼンハイザーが誇る密閉型ヘッドホンの逸品です。
SONY ステレオヘッドホン XB700 MDR-XB700ふわふわのイヤーパッドが特徴的な、ソニーのヘッドホンです。
密閉型のように見えますが、半密閉型のような感じで若干音漏れがあります。
屋外などで重低音を楽しむなら最適です。
イヤーパッドが柔らかいので、長時間の装着も気にならないです。
MONSTER CABLE ダイナミック密閉型ヘッドフォン MH BEATS by dr.dreモンスターケーブル社のヘッドホンです。
洗練されたデザインに特徴があります。
Hip Hopアーティスト Dr. Dreが開発に携わっているので、こころなしかヒップホップ向けの低音が効いている感じが強いです。
なお、このヘッドホンにはノイズキャンセル機能もついています。
このシリーズはイヤホンでもあります。
これもデザインに特徴があります。
開放型(オープン型)ヘッドホンSennheiser ダイナミックオープンエアヘッドホン ハイグレードモデル HD650ゼンハイザーの最高峰モデル。
開放型の完成形とまで呼ばれるヘッドホンです。
幾分古い製品ですが、その影響度はいまだに高く開放型では最強のヘッドホンと呼ばれています。
AKG プロフェッショナルスタジオモニター・オープンヘッドフォン K702AKGは1993年にハーマン・インターナショナルの傘下になりましたが、オーストリアの有名な音響機器メーカー。
こちらは、AKGの最上位モデルになります。
オープン型のヘッドホンでゼンハイザーと競えるメーカーを挙げるなら、AKGを第一候補にします。
K702は原音に忠実で低音はもちろんのこと高音も高精細なヘッドホンです。
音のバランスも秀逸です。
ヘッドホンは音漏れを気にするなら密閉型がいいですが、音質重視なら開放型をおすすめします。なお、ヘッドホンも最終的にはある程度高い製品でないと満足できなくなってくるので、最初から良い製品を持っておいたほうが良いかなと思います。
おすすめ ノイズキャンセリングヘッドホン 比較iPodレビュー おすすめイヤホン比較
テーマ:**暮らしを楽しむ** - ジャンル:ライフ
- 2012/06/23(土) 07:17:48|
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ノイズキャンセリング は比較的最近の技術ですが、iPodなどの普及とともにその機能が注目されヘッドホンに搭載されることも多くなってきました。
おすすめ ノイズキャンセリングヘッドホン 比較(更新履歴)
2012.06.17 おすすめ ノイズキャンセリングヘッドホンの記事を追加しました
NEW!2007.07.01 記事アップ
ノイズキャンセリングとは、騒音に対して逆位相の音を出すことで周囲の騒音を低減する技術です。
このノイズキャンセリング機能がついているヘッドホンを
ノイズキャンセリング ヘッドホン といいます。
システム上、密閉された構造が多いですが、 BOSE QC3 のような耳のせ型のヘッドホンに搭載されることも多いです。

なお、ノイズキャンセリングといっても、完全にノイズが消えるわけではありません。
文字通り、音に影響するノイズ(主に低音域)の雑音を消します。
人の声が聞こえるように中音域はわざと消さないようになっているものもあります。
一番効果的なリスニング環境は、電車や飛行機です。
飛行機などの雑音はとても大きいですが、ノイズキャンセリングヘッドホンを使うとほとんど気にならなくなります。
BOSEのノイズキャンセリングヘッドホン
QuietComfort2 がJALの国際線ファーストクラス全路線に貸し出されているのは有名な話です。
また、音量を上げすぎる必要がないので音漏れの心配も減ります。
ノイズキャンセリングするためには、別の電源が必要になるのでバッテリーが必要になるのである程度大きさが必要です。
そのため、イヤホンよりもヘッドホンに搭載するのが向いている機能と考えています。
ノイズキャンセリングヘッドホンのおすすめ製品ノイズキャンセリング(NC)ヘッドホンはシステムが複雑なので最低でも1万円以上はします。
むしろ、安価な製品は避けたほうが無難です。
最近のNCヘッドホンは、電池やバッテリーが切れても使えるタイプが多くなってきました。
下記はその中でも、ノイズキャンセリング機能が高精度な良品ヘッドホンです。
オーディオテクニカ アクティブノイズキャンセリングヘッドホン ATH-ANC9 IM ノイズキャンセリングの種類が3種類選べるという画期的なヘッドホン。
単4形アルカリ乾電池が必要ですが、集音マイクも2方式(フィードフォワード、フィードバック)で非常に高精度で、電池が切れても使用可能です。
AKGノイズキャンセリングヘッドホンK495NCAKGのノイズキャンセリングヘッドホンです。
フィードバック方式で精度の高いノイズキャンセリング機能を実現しています。
デザインも秀逸で、iF Product Award 2012 も受賞しています。
なお、着脱式ケーブルを採用していることや、バッテリーがなくても普通のヘッドホンとして使えるなど、いろいろな面で鮮麗されているおすすめヘッドホンです。
SONY ノイズキャンセリングヘッドホン MDR-NC200DノイズキャンセリングはSONYも有名です。
デジタルノイズキャンセリング(DNC)方式という方法を用いて、約98.2%のノイズを低減させるNCヘッドホンです。
なお、ノイズキャンセリング機能は3種類のモードが選べます。
持ち運びに便利なスイーベル折りたたみ機構を搭載(要は小さくなり、持ち運びがしやすくなります)している耳のせ型のヘッドホンです。
ノイズキャンセリングには単4形アルカリ乾電池が1つ必要ですが、電池が切れても通常のヘッドホンとして利用可能です。
BOSE QuietComfort3ノイズキャンセリング製品化の先駆者、BOSEが誇るノイズキャンセリングヘッドホンの常識を覆した耳のせ型。
ヘッドホンとしては、本当に小さいです。
耳のせ型は圧迫感が少ないので好きです。

軽量(150g)で、デザイン・携帯性・装着感もが良く、音質・ノイズキャンセリング能力も十分です。
唯一の欠点はバッテリーが切れると音が聴けなくなることですが、付属のバッテリーは約20時間の視聴が可能ですので、特に問題は感じていません。
「BOSE QuietComfort 3(ボーズ クワイアットコンフォート3)購入レビュー」 はこちら2012年には、iPhone/iPod対応 BOSE QuietComfort 3 が発売されていますので、こちらもあわせておすすめします。

QuietComfort3
ノイズキャンセリングヘッドホンも種類が多いので、自分だけのおすすめ製品を見つけましょう。
iPodレビュー おすすめイヤホン比較おすすめ ダイナミック ヘッドホン 比較
テーマ:おすすめ商品 - ジャンル:ライフ
- 2012/06/17(日) 06:04:38|
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最近、
ヘッドホンアンプ(HPA) が流行っています。
iPod レビュー おすすめヘッドホンアンプ(HPA) 比較(更新履歴)
2010.05.07 新規作成
ヘッドホンアンプ(HPA)はその名のとおりヘッドホン専用に設計されているアンプです。
シンプルな構造で余計な抵抗などを使っていないので、結果的に高音質になると言われています。
HPAも種類がたくさんありますが、iPod レビューで紹介するのは、
iPod対応のHPAに限定 したいと思います。
① 初級編iPod,iPhone専用ヘッドホンアンプ FiiO E1iPodに対応している専用モデル。
iPod Dockに差し込む形式で電源はiPod本体から供給します。
そのため、軽い、安い。
低価格のリモコンとしても使えます。
使用感は値段なりです。
② 中級編audio-technica iPod専用ポータブルヘッドホンアンプ AT-PHA30iaudio-technica のiPod専用ヘッドホンアンプ
iPodはドックコネクタのほうが高音質になります。
この
AT-PHA30i も、電源供給を兼ねてドックコネクタ接続をしています。
再生、停止、ボリューム調整のリモコンも兼ねているので便利。
ヘッドホンアンプの効果は人それぞれで、使うイヤホンの種類によってもかなり変わります。
普通のイヤホンをより高音質にする効果があり、聴き易くなると思います。
iPod専用HPAでは一番のおすすめ。③ 上級編audio-technica iPod専用デジタルリンクヘッドホンアンプ AT-HA35iさらに高音質を追求したい人向けのHPAです。
MP3ならば320kbpsクラスの最低圧縮率、若しくはロスレスやWAVのデータを使って聴く事をおすすめします。
最高級クラスの
SE530 や
10 pro などのイヤホンなら、このクラスのHPAが効果的です。
AT-HA35iの特徴として、
・同軸でデジタル信号を出力。
・iPodから出力されるデジタル信号をダイレクト伝送し、CDクオリティの高品位再生を実現。
・iPodの音源を高音質に変えるD/Aコンバーター搭載。
高級ヘッドホンは良いヘッドホンアンプでなければその実力は引き出せないでしょう。
HPAの使用前後で差を聴き比べるのも面白いと思います。
iPodレビュー おすすめイヤホン比較
- 2010/05/07(金) 20:43:30|
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