iPodも十分普及したので、
iPodを車で聴く人 も多くなってきたかと思います。
私は、2006年のころからずっとiPodを車で聴いてきましたが、最近は安価で性能が良く便利になってきました。
今回はiPodを車で聴く方法について過去記事も含めてまとめましたので、紹介したいと思います。
(更新履歴)
2012.06.16 最新情報に更新
2006.11.11 記事アップ
車で聴くiPodは何を使う?これは、もう
iPod Classic が基本です。
HDD型のiPod (いわゆるiPod Classic) で音とびを心配されている人もいるようですが、私は車はもちろんのこと、ジョギングしたり、自転車のかご(!)などに入れて聞いたりしたこともありますが、音とびしたという経験は少ないです。
基本的にはスポーツなどで頻繁にゆれたり、落としたりする危険のあるものは、FlashメモリタイプのiPod Touch、iPod nano や iPod shuffleが良いですが、車なら 大容量のiPod Classic が一番良いと思います。
最近は、 iPod Touch も64GBまで容量が増えてきたのでこれでも十分かと思います。
好きな曲を何千曲も車に持ち運びできるのですから、音楽好きにはこれはたまりません。
長距離運転には大容量のiPodは必需品です。iPodを車で聴く方法車で聴く方法については3つに分類して記事にしてみました。
簡単な説明と一番のおすすめ品を紹介します。
内容の詳細については、リンク先をご参照ください。
(前編) カーカセットデッキ、もしくは AUX端子がある場合車にカーカセットデッキがあれば、そこにアダプターをセットすれば、外部入力端子のようにできるので簡単にiPodを接続することができます。
カーカセットアダプターといったら、昔から
audio-technica カーカセツトアダプター AT-CA5 が定番です。
音質も比較的良い良品なので、一番おすすめします。
AUX端子(外部入力端子は)最近の軽自動車や安価なナビなどにも普通についている場合が多くなってきています。
このAUX端子があれば下記のような一本のケーブルを使うだけで簡単にiPodを接続できます。
ちなみにどちらの方法もiPodを聴くことはできますが、充電はできません。
iPodを充電したい場合は、シガーソケットなどから別の方法で充電しましょう。
また、車にMDがあってもMDアダプターというのは存在しないので、その場合はFMトランスミッターなどの方法を選んでください。
iPodを車で聞く(聴く)方法 前編 ~ カーカセットアダプターはありますが、MDアダプターというのは存在しません(中編) FMトランスミッター接続方式車で聴く場合、お手軽なのがFMトランスミッター接続です。

FMに無線で飛ばす形式です。
自分は数社のものを数台買って試しましたが、交通量が多いところなどはトラックの電波などで音が乱れたりします。
これは、耐え難い。
交通量が少なければ結構、安定します。
今は、千円~あるので、簡単に購入できるでしょう。
いまは、シガーソケットから同時に電源供給できるものも増えてきており、使いやすくなっています。
ただ、音質に過度の期待をしてはいけません。FMトランスミッターで比較的おすすめなのは、 Brighton Mini FM Digital Transmitter for iPod ブラック BI-MI5FM/BK です。
ブライトンネット はかなり昔からFMトランスミッターの製品を出しているので比較的安定しています。
シガーソケットからiPodの充電もできますのでおすすめです。
(番外) デジタルFMモジュレーターキット方式ちなみに、FM直付け(デジタルFMモジュレーターキット)という方法もあります。
これは、FMのアンテナに直接つなげてしまうものです。
トラックなどの妨害電波による雑音をシャットアウトできます。2006年当時は、この方法でiPodをつなげていました。
カーステレオなどを外して、接続する必要があるので、車につける際の手間はかかります。
外すのが面倒ならば車屋さんに頼みましょう。
交渉しだいと思いますが、数千円でやってくれるところもあります。
一回つければ、ステレオ端子をiPodのイヤホンジャックにいれれば良いだけなので接続は簡単ですが、FMを聴くにはスイッチを切り替えする必要があります。
この方法は、工賃込みで合計2万円くらいしました。
現在は、AUX端子なども車に普通についてきているので、FMモジュレーターキットの出番はないとは思いますが一応、記事にして残しておきます。
iPodを車で聞く(聴く)方法 中編 ~ おすすめ iPod FMトランスミッター比較(後編) iPod対応カーオーディオ(ナビゲーション)iPodを車で聴く究極の方法です。
私は、トヨタ純正のiPod専用端子付ナビゲーションを使用していますが、当時はまだiPod対応ナビゲーションも少なかったので、スピーカー交換も含めて50万くらいかかりました。
音質は最高です。高価でしたが、後悔はありません。
iPodを車で聞く(聴く)方法 後編 ~ iPod対応カーオーディオ(ナビゲーション)結論カセットデッキがあれば、カセットアダプターを使う方法がとてもいいです。
選択肢は限られますが、安価で簡単です。
スタイリッシュにするならFMトランスミッターですが、車種との相性や周辺環境でかなり評価が変わると思います。
ハイブリッド車につかうと雑音がひどいという話も聞きます。
ちなみに、私の2台目の軽自動車はFMトランスミッター(2010年購入)でiPodを接続していますが、ほとんど雑音は拾いません。
そのため、最近のFMトランスミッターは低ノイズになっている印象をうけています。
FMトランスミッターは都会に行くほど雑音を拾ってしまうことがありますが、格段に安くなっているので試しに使ってみるのもいいかと思います。
なお、車についている純正のスピーカーは、音楽を快適に聴けるレベルのものではありません。スピーカーは前だけでも替えることをおすすめします。
高音域を補うためのツイーターをつければ、より良いでしょう。
iPodを車で聴く最良の方法は、iPod対応カーオーディオ(ナビゲーション)をつけることです。一度つけたらもう手放せなくなりました。
でも、最近のFMトランスミッターも安価で低ノイズになってきているので、試しに車で使ってみるというのも良いでしょう。
iPod FMトランスミッター (Amazon.co.jp)
iPodを車で聞く(聴く)方法iPodレビュー おすすめイヤホン比較iPodレビュー おすすめiPodスピーカー比較
テーマ:iPod - ジャンル:コンピュータ
- 2012/06/16(土) 15:15:32|
- iPod を車で聴く方法
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iPodを車で聴きたいという人も多いと思います。
そのような場合にはまず、以下の2つ(カセットデッキ、外部入力端子)があるかどうかを確認しましょう。
iPodを車で聞く(聴く)方法 前編もし、乗っている車に下記のどちらかがあればiPodの接続は簡単です。
1. カセットデッキ接続 ~ 車にカセットデッキがある場合一番、簡単な方法です。
カセットデッキがあれば、
カセットアダプター という製品を使って、簡単にiPodが接続できます。
カセットアダプターとは、下記のようなものです。
audio-technica カーカセツトアダプター AT-CA5アナログ接続です。
安くて簡単です。
カセットのように入れて端子をiPodに接続すればいいです。
このAT-CA5は昔からありますが、カーカセットアダプターとしては優秀です。
音のバランスも良いので安心して使える製品です。一番のおすすめ。
audio-technica カーカセツトアダプター AT-CA5
ラウダ iPod専用デジタルカセットアダプター XL-731 こちらは、
iPod専用のデジタルカセットアダプター です。
デジタルらしく高音が強調された感じになります。
カーカセットアダプター (Amazon.co.jp)
注意) 車にMDデッキはあるのですが…?
MDアダプターというものは発売されていません。MDは構造上カセットアダプターのようなものは難しいのではないでしょうか?
MDデッキを利用するのはあきらめたほうがいいです。
2. 外部入力端子で接続 ~ 外部入力端子(AUX)がある場合最近の車には外部入力端子が標準装備でも付いていることもあります。
AUXと言われているものです。
車に外部入力端子があれば、下記のようなケーブルをiPodのイヤホン端子に指せば簡単に車で聴けるようになります。
audio-technica GOLDLINK Fineせっかくなので、ケーブルはいいものにしましょう。
audio-technica GOLDLINK Fine シリーズはケーブルの作りも良く、強度もあります。
アルミ箔+シールド線の強力2重シールド。
24K金メッキピン。
などなど。


外部入力端子でiPodを接続するなら
audio-technica GOLDLINK Fine を選んでおけばまず間違いないです。
GOLDLINK ミニプラグケーブル (Amazon.co.jp)
まとめどちらの方法も手軽にiPodが接続ができます。
利点
簡単で雑音は少なく、音質もそこそこいい。
欠点
iPodの充電は別。
コスト削減 ★★★★★
手間 ★★★★☆
音質 ★★★☆
見た目 ★★★
おすすめ度 ★★★★☆
次回は、 「iPodを車で聞く(聴く)方法 中編 ~ おすすめ iPod FMトランスミッター比較」 です。iPodレビュー おすすめイヤホン比較
- 2010/03/22(月) 22:29:00|
- iPod を車で聴く方法
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車にカセットデッキや外部端子も無い場合にiPodを聴くにはFMトランスミッターが必要となります。
自分も昔はFMトランスミッターを使って車でiPodを聞いていましたが、昔のトランスミッターは乾電池を電源としていたので電波が弱く、音がすぐ途切れてしまいました。
iPodを車で聞く(聴く)方法 中編最近のiPodのFMトランスミッターは進化したのでしょうか?
3. FMトランスミッター接続方式トランスミッターは使っていないFMの周波数にあわせて電波を飛ばし、擬似的にステレオで聴けるようにするものです。
車のスピーカーが純正のものであれば、トランスミッター方式でも十分でしょう。
iPodが普及する前はトランスミッターもかなり高価でそれ単体だけで5000円位したと思います。
今は、電源とトランスミッター一体型で3000円前後で、明らかに性能が上がっています。
最近のFMトランスミッターを比較してみました。
以下の3つは改良された低ノイズ型のものでロングヒットしているおすすめ良品です。
Brighton Mini FM Digital Transmitter for iPod BI-MI5FMノイズリミッター回路で低ノイズを実現しています。
自動OFF機能付きで車のエンジンを停止した際に、iPodが自動的に一時停止しiPodもOFFになります。
iBUFFALO iPhone4S動作FMトランスミッターminiプラグスイッチ式 デジタルセレクト方式 低ノイズ設計ブラック BSFM11BK安価で、低ノイズを実現したトランスミッターです。
音質はちょっと低下するという話ですが、ノイズがほとんど出ないという革命的なトランスミッターです。
イヤフォン用のステレオミニプラグに接続するタイプなので、iPodの充電機能はありません。
ステレオミニプラグなので、iPodだけではなく各種のスマートフォンに対応できるのがロングヒットしている理由でしょう。Logitec FMトランスミッター LAT-FMi02 現在、軽自動車で使用しているFMトランスミッターです。
iPodの充電機能も欲しかったので、こちらを使っています。
自動電源OFF機能(一時停止)。
「76.0MHz ~ 90.0MHz」の周波数から「0.1Mhz単位」で選択可能。
機能、値段的にはどの製品もほとんど差はありません。
アップル社の「Made for iPod」認定商品で色も選べます。
実際に付けてみた写真です。
コントロール部もiPod nanoの色に合わせてみました。

聴いてみると、昔のように途切れるようなことは殆どなくこれなら十分使えると思います。
音質も車に付いていたCDとほぼ同等レベルでした。
昔とは比較にならないほど低ノイズで使えます。
トランスミッターの性能改善もあると思いますが、電源と一体型になりトランスミッターの電源供給とiPodの充電が同時に出来るようになったのも便利で良いです。
なお、周波数は83.0MHzで聴いています。
(最初から登録されていたものですが、自分でも周波数を調整することができます。)

最近のFMトランスミッターは思った以上に低ノイズになっており、技術の進歩には感心しました。
iPod FMトランスミッター (Amazon.co.jp)
なお、完全にノイズをなくすものには、
FMモジュレーター というものがあります。
(自分の昔の車はこの方式で接続していました)
これは、ヘッドフォン端子やピン端子から出力される音声信号をFM信号に変換してカーステレオのアンテナ端子に直接入力するので、音質が比較的いいです。
でも、取り付けには内装のパネルを外したりの作業が必要で面倒です。
最近のFMトランスミッターは低ノイズ化しており十分使えるので、手間を考えると
FMモジュレーター はもう必要のないものだと感じました。
iPodホルダーは必要か?iPodを車で取り付ける場合、ホルダーは必要だと思います。
サイズ的にiPod nanoのサイズにあったものはあまり無く、すべてのiPodに対応するのが殆どなので、若干大きめのものが多いです。
SANWA SUPPLY 携帯電話・iPod車載ホルダー FUN-HLD2BK自分は今回、これを購入してみました。
iPod nanoもぎりぎり対応していますが、ちょっとホルダーが大きくなる印象です。
SANWA SUPPLY CAR-HLD4BK ドリンクホルダー固定型車載ホルダードリンクホルダーに固定するタイプもあります。
車種によっては、こっちの方が便利ですっきりすると思います。
どちらにしても、iPodホルダーは安定して固定するために必要でしょう。
まとめ利点
電源一体型のFMトランスミッターはこれ一つで全てが完結する。
比較的簡単
欠点
ちょっと高価
都市部、街中などにいくと雑音が入る場合がある。
コスト削減 ★★★★
手間 ★★★★
音質 ★★★
見た目 ★★★☆
おすすめ度 ★★★★
iPodの普及とともにFMトランスミッターも随分と進化しました。
車でiPodを聴くようになるともう手放せなくなりますが、周辺の住居環境で雑音の入り方も変わってきます。
でも、地方部ならまず問題にはならない印象をもっています。
私は、iPodを車で聴くことも強くおすすめしたいです。iPodを車で聴いて、駐車場に置いた車からiPodを華麗に持ち出してイヤホンでiPodを聴く。
これもiPodの楽しみ方の一つでしょう。
シガーソケットがあるだけで、どのような車種でも対応できるので一度試しに使ってみるのも良いと思います。
iPod FMトランスミッター (Amazon.co.jp)
- 2010/02/12(金) 21:28:29|
- iPod を車で聴く方法
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昔の車はFMトランスミッターの雑音が嫌で 「
FMモジュレーターで直接つなげる」 という方法を使っていましたが、ラジオを聴くときにスイッチ切り替えが必要など面倒なことが多かったです。
iPodを車で聞く(聴く)方法 後編自分は、車を買い換えるときに念願の 「
iPod対応カーナビゲーション」 を付けました。
車で聞く方法はこれが最終形態になると思います。
4. iPod対応カーオーディオ(ナビゲーション) + スピーカー交換iPodを車で聴く方法の最終形態です。
これ以上の方法は今のところ思いつきません。
自分のシステムは以下の通りです。
iPod対応カーナビゲーション(35万円)。
iPodのコード別売り(1万円前後)。
スピーカー(前のみ+ツイーター)交換(5万円)。
iPod Classic 160GB(24,800円)
等
最終的にこのiPod対応カーナビゲーション+スピーカーの取替えで50万円程度かかってしまいました。
車両価格の1/5の値段をiPodと音質改善のために使ったことになります。iPodの接続は別売りコードでした。

車のスピーカーは交換した方がいいのか?交換した方がいいです。
普通の車についている純正のスピーカーは全くいい音がでません。
経費削減なのでしょう。
スピーカーは、今も昔も全く改善されていないようです。
車の音質に不満があり、音質を良くしたいならまずスピーカーを変えましょう。また、車内では高音が欲しくなります。
ツイーターは必須でしょう。
4スピーカーを全部変えるのが一番いいのですが、お金がかかるので、前の2つを替えるだけでも十分です。
2スピーカー+ツイーター付きのものがセットで販売されているので、それでもいいと思います。
スピーカーによる音質改善効果は劇的です。
なお、 6スピーカー + ツイーター + 重低音のウーハー を交換、装着し100万近くのお金をかけている人もいました。
車の中は基本雑音が多く、低音などはエンジン音でかき消される場合が多々あるので、車のスピーカーにここまでお金をかけなくてもいいと思いますが、車+音楽が好きであればこれくらいの出費は当然になるようです。
なお、最近のナビにはCDからHDDにリッピングする機能も付いていますが、タイトルなど読み込んでくれないものが多いです。
試しにCDを取り込んでみたらどれがどの曲か分からなくなってしまいました。
好きな曲を手軽に聴くには程遠いです。
設定すればタイトルも読めるようになるようですが、手間も時間も掛かります。
車も10年程度で買い換えるものだと思いますので、ナビのHDDに取り込んで聴くのはおすすめしません。
やっぱり、音楽はiPodで聞くのが一番でしょう。
最適なiPodは、iPod Classicです。
大容量で160GBもあるので、パソコン内にある全ての音楽を持ち歩けます。
iPod classic は小さいながら、最強の音楽サーバーなのです。iPod Classic 最新モデル(Amazon.co.jp)
これで、
「車の中でも最高音質で何千曲もの好きな曲を聴く」という一つの夢が完結します。
これは、iPodがあるからできることなのです。
まとめ利点
音質は最高。
ナビの画面でiPod操作が出来る。
自分の持っているナビの画面(iPod接続時)はこのようになります。

欠点
車の運転中はiPod(ナビ)の操作が制限される(解除の方法はありますが…)。
曲数が多いとiPodのレスポンスがちょっと遅くなる。
高価。
欠点はプレイリストを作ることでカバーできます。
車の中ではランダム再生が基本になるので、好きな曲をプレイリストで集めておけば殆ど問題にならないです。
また、ナビの画面で操作できるのでiPodホルダーは必要なく、繋げてどこかに置くだけで良いです。
自分は助手席の足元に隠しています。

iPod接続がコードではなく、ナビの内部に収納できるようなシステムだったらもっとすっきりしそうです。
コスト削減 ★
手間 ★★★★☆
音質 ★★★★★
見た目 ★★★★
おすすめ度 ★★★★★
このシステムは高価になりますが、
iPodを車で聴くことに満足したいなら iPod対応カーナビゲーションを最終的にはおすすめしたいです。
iPodレビュー おすすめイヤホン比較iPodレビュー おすすめiPodスピーカー比較
- 2010/02/10(水) 00:04:33|
- iPod を車で聴く方法
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