iPodに使うイヤホン・ヘッドホンについて、種類を分類してまとめました。
(更新履歴)
2012.07.15 イヤホン・ヘッドホンの分類内容やリンク先について修正しました
NEW!2007.07.01 記事アップ
イヤホン・ヘッドホンの違いと分類 正確には全てヘッドホンという分類にするのが正しいですが、それだけにしてしまうと混乱してしまうので私はあえて、ヘッドホンを大きく2つに分類しています。
イヤホン 耳に入れるもしくは耳にかけて使うもの。
ヘッドホン 頭にかけて使うもの(オーバーヘッドタイプ)。
さらに、イヤホンは形状で3つ、ヘッドホンは機能で2つに分類して、下記にまとめてみましたので参考にどうぞ。
1. イヤホンイヤホンは形状で下記の3つに分類します。
「カナル型」
「インナーイヤー型」
「耳かけ型」耳かけ型は今では少数派になってしまいましたが、結構重要な位置を占める個性派イヤホンだと思っています。
詳細は上記のリンク先を参考に願います。
写真はインナーイヤー型(左)とカナル型(右)の形状比較です。
カナル型の方が遮音性が高いので、音質は良くなります。

なお、イヤホンは機能でいえば、バランスド・アーマチュア(BA)型とダイナミック型に分類できます。
もちろん、イヤホンには他の型もありますが、主流はこの2つだけで分類していいと思います。
ダイナミック型は、一般に多く普及しているもので、低音が得意です。
BA型は、低域、中域、高域ごとに専用のドライバーを搭載し、一基ごとに専用ドライバーが必要なので比較的高価になります。
ただし、音の再現性がきわめて高いです。
そのため、最も高音質なイヤホンとしてよく比較されるのは、カナル形状をしているBA型イヤホンです。
なお、
「カナル型イヤホンのおすすめ ~ イヤホンのエージングとは?」 でも説明しましたが、イヤホンのエージングの効果というのは確かに存在します。
ただし、それほど気にする必要はないと考えます。
最初から大音量で聴くなど無理な聴き方をしない限り、通常使用でも自然とエージングされていくので、音楽を楽しみながらじっくり慣らしていきましょう。
音質は、音を聴く時の自分の体調や周辺環境の影響も大きいので、それには気を付けています。
イヤホンの種類もたくさんありますので、 「イヤホンのおすすめ製品」 については、下記リンクを参照願います。
iPodレビュー おすすめイヤホン比較2. ヘッドホンヘッドホンは機能で下記の2つに分類します。
「ダイナミック型」
「ノイズキャンセリング型」ヘッドホンも形状でいうと開放型(オープンエアー)、密閉型(クローズド)、耳のせ型などいろいろ分類がありますが種類も豊富にありますので、あえて機能だけで分類をしています。
詳細は上記のリンク先を参考に願います。
周辺環境を気にする必要がなければ、開放型(オープンエアー)のヘッドホンをおすすめします。
ゼンハイザーやAKGに代表され、音質は一番いいものが多くそろっています。
なお、私がヘッドホンの中でも一番気に入っているのが、ノイズキャンセリング型の
BOSE QuietComfort3 です。
ノイズキャンセリングは周辺環境に左右されにくいので使うことが多いです。
その効果を体験すると普通のヘッドホンでは満足出来なくなることは間違いないでしょう。
「BOSE QuietComfort 3(ボーズ クワイアットコンフォート3)購入レビュー」はこちら最近はiPod対応の BOSE QuietComfort 3(ボーズ クワイアットコンフォート3) も出ているので、そちらをおすすめします。

QuietComfort3
イヤホン・ヘッドホンの種類もたくさんあり、自分にあった製品を探すのは大変ですが、購入する時は妥協せずに検討しましょう。必ず気に入る製品が見つかると思います。
自分の場合、イヤホンはBAのカナル型、ヘッドホンはノイズキャンセリング型で、お気に入りメーカーはSHURE、BOSE、SONY、オーディオテクニカなどです。
下記は自分も良く使っている各種ストアのイヤホン・ヘッドホンへのリンクです。
参考にどうぞ。
BOSEショップオンライン
Amazon.co.jp (イヤホン・ヘッドホン)
楽天市場 (イヤホン・ヘッドホン)
テーマ:快適な生活のために - ジャンル:ライフ
- 2012/07/15(日) 05:53:43|
- iPod イヤホン・ヘッドホン
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日本産のバランスド・アーマチュア(以下BA)型でしかも4基のBAを積んだというイヤホンがソニーから出ています。
ソニーイヤホン XBA-4SL(XBA-4IP) 購入レビューソニーのイヤホンといえば、デザイン性が高く音質も良いことで定評があります。
iPod(iPhone)の爆発的な伸びのおかげで、最近ではどのメーカーもiPod対応を優先的にしてきます。
そんな中、ソニーも国産BAを4基も搭載した
XBA-4SL にiPodコントローラー(ステレオヘッドセット)をつけた
XBA-4IP を発売してきました。
XBA-4SLの発売は2011年12月10日。
XBA-4IPの発売は2012年02月10日でしたが、BAを4基も搭載した国産イヤホンに非常に興味がありましたので、今回 「XBA-4IP」 を購入してみました。
XBA-4SL イヤホンサイズイヤホンにしては結構大きいです。
このイヤホンシリーズはBAの搭載数が増えることで、段々サイズが大きくなりデザインも変ってきます。
カナル型(BA無)の
Ultimate Ears 200 高遮音性イヤフォン ブラック UE200BK と並べてみましたが、明らかに大きさが違います。

まあ、4基でも十分軽いので耳に入れればそんなに問題にはなりません。
XBAシリーズ イヤホン型番の差についてイヤホンの型番は機能により、下記のように変ります。
XBA-4SL (通常)
XBA-4IP (iPodコントロール付き)
イヤホン性能自体は同じもので、末尾の型番によって差はありません。また、このシリーズはBAの搭載数(1~4基)により数字が変っていきます。
BAが1基なら XBA-1SL、2基なら XBA-2SL、3基なら XBA-3SL、4基ならXBA-4SL です。
SLの代わりにIPがつくと、iPodコントロール(ステレオヘッドセット)付きになります。
ちなみに、XBA-1VP、XBA-2VPという型番のイヤホンもありますが、これはスマートフォンでのハンズフリー通話用のコントローラーが付属しているものです。
イヤーピース2種類のイヤーピース(ハイブリッド、ノイズアイソレーション)が付属しています。
サイズもSS,S,M,L の4サイズ(ノイズアイソレーションは3種類)があり、色分けされています。
ノイズアイソレーションイヤーピースは低反発ウレタンフォームが入っているもので、遮音性が向上します。
ただし、使っていると結構すぐぼろぼろになってきます。
自分の場合、2か月くらいで使えなくなりました。
ハイブリッドイヤーピース(従来型)の方が長持ちするようです。

写真は、ハイブリッドイヤーピースのMを装着しています。
XBA-4IP iPodコントローラー(ステレオヘッドセット)イヤホンをかけると左側の耳の下にコントローラーがきます。
iPodコントローラー付きのイヤホンを使うのは初めてなので、ちょっと慣れるまでは違和感を感じました。
XBA-4SLの音質評価バランスド・アーマチュア(BA)ユニットは、
トゥイーター
フルレンジ
ウーファー
スーパーウーファー (XBA-4SLのみ)
の4基が積んであります。
スーパーウーファーがあるのは、XBA-4SLのみです。
BA型イヤホンの弱点と言われる高音部と低音部を4基のユニットで見事に補っています。
理論上は、BAユニットが多い方が音質が良くなりそうですが、一番大事なのは音のバランスです。
以下は、エージングもかけて
XBA-4SLを3か月以上聴いてみた感想 です。
高音はBAらしく、シャープで鮮明な音です。
やはり、解像度は見事です。
低音はイヤーピースの装着などでも変わるものですが、十分低音を感じられます。
視聴したときはBAは3基積んであるほうがバランスがいいかなと思いましたが、4基も慣れてきたら全く問題ありませんでした。
BA型らしく、細かい音が鮮明に聞こえすぎてごまかしがきかないです。基本、BAタイプの上級イヤホンは音楽の粗?が分かってしまいます。
このクラスになると元の音源もMP3ではもったいないので、WAV形式で聴くことをおすすめします。
まとめ
BAが4基も搭載してあるのに実売2万円程度で売っているのは驚きです。
その音質もBA型らしく繊細です。
BA搭載数も1基から4基のものがありますが、基本は3基以上のものを使用してみてください。
バランス重視ならXBA-3SLのほうが優れていると思います。
自分は低音好きなので、
XBA-4IP を購入しました。
ソニーイヤホン XBA-4SL(XBA-4IP)は見た目の高級感もあり、十分メインで使う事ができるおすすめiPodイヤホンです。先にも言いましたが、XBA-4SLにiPodコントローラーが付いているとXBA-4IPになります。
個人的には、こちらをおすすめします。
このiPodコントローラーの音量調節機能は重宝するでしょう。
SONY イヤホン XBA-4IP (Amazon.co.jp)
iPodレビュー おすすめイヤホン比較iPodレビュー おすすめiPodスピーカー比較
- 2012/07/07(土) 05:51:38|
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